睡蓮のための美術館 in Paris


2つ前のブログで綴った 現在、 
太宰府で鑑賞できる〝モネの睡蓮″

壁画サイズがある事を知ったのは 
生徒さんが
プレゼントしてくれた写真でした↓

それから6年半後、、、
〝オランジュリー美術館″へ。
(Since 1927〜)

元はナポレオン3世が建てた
オレンジ栽培の温室。
モネは睡蓮を自然光の中で
鑑賞できるようにと夢見て、
6年かけて改装。


部屋 4面に4点。
同じような部屋にもう4点。
〝光の画家″が
死去(86歳)する直前まで書き続けた
最後にして最大の8連作、
様々な睡蓮を体験できます。


「緑の反映」


「雲」


「沈む太陽」


「柳のある明るい朝」

圧巻のパノラマはカメラに収まらず、
バーチャルで鑑賞できます↓


モネは色彩鮮やかな
日本の浮世絵に影響を受け、
そのコレクション(北斎・広重など)は、200点以上。
こよなく愛したことが伺えます。

パリ郊外のジヴェルニーに
浮世絵を参考にした庭を作り、
睡蓮も
わざわざ日本から取り寄せたそう。


オランジュリーはモネだけでなく
他の作品も見所満載。


光や空気も描き
ソフトで優しい色使いのルノワール

「ピアノを弾く少女たち 」

「桃」


物を円錐や球体のように見立て
立体的に描き
キュビズムに多大な影響を与えた
セザンヌ

「左: 花と果物」
「右: 青い花瓶の花」

「果物、ナプキン、ミルク入れ」


白い絵が多く、
独特の哀愁漂うユトリロ

「ノートルダム」 
↑前日にたまたま観光しており
比べてみました。



色彩の魔術師と言われ
クリエイティブなセンスが光る
マティス


「女性の部屋」


引き伸ばされた顔や身体が特徴の
モダニズム形式
近代的なモリディアーニ


「若い奉公人」


ゆっくり眺めることができる空間。
また訪れたい場所です(*´-`) 


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